【シコウサクゴ】マイルを貯めてハワイ特典航空券を手に入れる｜2017年8月ハワイ路線を1か月調査して分かった直前予約の有効性
【目次】
マイルは貯めるより使う方が難しい
マイルを貯めても、そのマイルを有効な使い方が出来るかどうかでマイルの価値に大きな差がでます。特典航空券を使いたいけど狙った時期に希望路線の予約が取れない。そんな思いをしている方は多いと思います。その解決の一助になればと思い先日こちらの記事を書きました。
特典航空券の直前予約状況を徹底調査
ＡＮＡマイル利用者のハワイ路線の人気は上の記事のカラースター・ブックマークの数から判断してもかなり高い事が分かります。そこで8月（夏休みで予約が取り難い時期）のハワイ路線の直前予約の状況を更に1ヶ月間毎日徹底調査してみました。調査結果を見る前にまずは「直前予約」について改めてどの様なものなのか説明します。
直前予約とは
ＡＮＡは特典航空券の取れる時期を搭乗の96時間前としています。「直前予約」とは国際特典航空券が取れるギリギリのタイミング（搭乗の96時間前）の事を示しています。下表を使って詳しく説明します。
例えばイエローの日が検索日だとすると96時間後のピンクの予約日Ａが直前予約日となります。直前予約は予約日Ａより予約日Ｂ、予約日Ｃの方が取りにくくなっています。そして予約日Ｃの日以降は空席待ちになるかもしくは空席待ちも出来ない状況になります。但し、実際に狙っている日が予約日Ａなら検索した段階で予約日Ｂと予約日Ｃの両日も検索して空きがあれば一旦、いずれかを押さえてギリギリまで予約日Ａに変更をかけてみる手も有りだと思います。
１か月間の調査結果
調査結果は検索日のAM9:00頃の状況です。エコノミークラス（Ｙ）とビジネスクラス（Ｃ）で何席確保できるのか調査してみました。リターンは3泊以上9泊以下で検索しました。
１か月間検索してみて下記の事項が分かりました。
- 直前予約は5日前に取れる可能性が非常に高い。
- エコノミークラスよりビジネスクラスの方が取れる可能性が高い。
- 平会員でも確保出来る座席の上限は9席になる。
- 往路便が確保できれば復路便も空いている可能性が高い。
- お盆休みの後半（8月16日～8月21日）は直前予約でも確保困難。
直前予約の有効性と効率的マイルの利用法
この調査と併せて近距離便（ソウル）や中距離便（グアム）などの直前予約状況も調査してみました。直前予約は近距離便ではほとんど効果（空き席がない）がありません。中距離から長距離の人気路線(ハワイ）に効果があるようです。マイルの効率的活用法についてはこちらのブログのうりさんも色々と模索されているようです。
ANAマイル特典航空券の予約を勝ち取る！誰も語らない裏ワザ以上に必要な心構えとは？ - ANAマイルdeうりと行くスカイ？
平会員でなくダイヤモンドならばクレアさんのようにこんな方法で特典航空券にチャレンジも出来るのですが。
ANA特典航空券でホノルル線ビジネスクラス4席空席待ち入れてみましたw - クレアの日記
まとめ
調査期間１か月で予約確保出来たのがが13日間（59席）でした。そのうちビジネスクラスが10日間（35席）、エコノミークラスが9日間（24席）数字的にはビジネスクラスの方が取り易いんですね。しかも同日で2席以上空いている日も多く、平会員でも４席以上確保できる日もあります。考え方次第ですがやはり直前予約の利用価値は高いのではないでしょうか。また１年の間でも繁忙期でこの状況です。繁忙期以外となればもっと座席が確保出来ることが安易に予測出来き、お休みを先に決めておいて、お休みの５日前に検索をかけて空いていればハワイに行くという考え方も十分検討できます。ハイアットなどのホテルチェーンの予約キャンセルは宿泊日の３日前までチャージが発生しないのがベーシックです。ホテルの予約は事前にしておいて特典航空券の直前予約が取れなければキャンセルする手もありですね。
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